ドコモとau
ここ数年の第三世代携帯を中心に、ドコモとauの市場展開について書かれた本です。
iモードやEZウェブ、着うた、FOMA、WIN、パケット定額、お財布ケータイなど、各サービスを両社がどのような位置づけ、発想で展開していったかが、当事者の聞き取り情報を元に書かれていて、「なるほど、そうだったのか」と思いながら読むことができました。
欧米と違い、端末メーカーよりキャリアの力が遥かに大きい日本独特の市場についても言及していて、そのことに対する危惧についても述べられています。
また、端末メーカーの苦悩についての記述もありますが、FOMA開発時のパナソニックとNECの話題に終始していて、auではFM携帯の三洋電器の記述が少しあるのみです。auでは日立やソニー・エリクソン、ドコモではシャープなどの端末メーカーについても記述が欲しかったところです。
携帯電話市場に詳しい人には物足りないかもしれませんが、第三世代携帯電話を展開する両社の動きを、簡単にまとめていて参考になる本だと思いました。
ただ、タイトル通りの内容で、ボーダフォンの記述は皆無に近いので、ボーダフォンの動向を追っている人には、まったく参考にならない本だとは思います。
![]() | ドコモとau 著者:塚本潔 出版社:光文社 本体価格:700円 |
面白そうな本ですね。
読んでみようかな・・・。